おすシローの日記

ノベルゲームとかアドベンチャーゲームとか色々。

EVE burst error R クリア後感想【ネタバレ無し】

久しぶりの投稿です。というのも、最近は仕事が忙しかったりスプラ3やポケモンにハマったりなどしててブログを書くようなことなど起きてなかったのが原因です。
そもそもADVゲームが好きでも、次々とプレイしていては流れ作業になってしまって感動を味わえないな、って思ってしまって余韻を楽しむためにもちょっとインターバルを取りたいと最近は思うようになったのもあります。まあ文章を読むのにも疲れるから休憩を取りたいのもありますが…。

さて本題。『EVE burst error R』(switch版)をプレイしてクリアしました。
感想を一言でいえば面白かった!それに尽きます。
本作品を買おうか迷っている方に対して、良かった点を語って購入の後押しになればいいなと思います。

システム概要

主人公が二人おり、お互いの視点を進めていくマルチサイトのゲームです。『街』や『428』のような形式ですね。もっとも、『EVE burst error』の初出は1995年らしいので先に挙げた作品より前の作品なのですが…。まあわかりやすい例えとしてですね。
お互いの行動がフラグになってストーリーが展開していく。そんな作品です。

良かった点

・キャラクターがいい

自分の気に入った作品では毎回キャラのことについて話していますね。まあアクション要素の無いADVゲームでは魅力的なキャラクターというのは必要不可欠な要素ですからね。キャラを魅力的に描けない作品は好きになれないですしこれは必須項目でしょう。
本作は主人公が二人いて、私立探偵:天城小次郎と内調1級捜査官:法条まりなを操ってストーリーを進めていきます。
まあこの二人がいいキャラしてます。
小次郎は軽薄でつかみどころのない男、それでいて探偵としての能力は優れていて推理や行動力は一級品。こんな男好きにならないわけがないでしょう。



まりなも高いキャリアを持つ有能な捜査官。任務の重要な部分は理解しているけど意外と自由人な感じ。うーん、好き。



二人が直接会うことは少ないものの、共通の知人や関連のある事件を追うことで二人の運命が収束していく。全く別の事件(依頼)を捜査していたはずが、いつの間にか一つの大きな事件へと収束していきます。私がプレイしたswitch版はボイス付きで、小次郎のCVが子安武人、まりなの声優が三石琴乃とまさかまさかの豪華声優でした。

・ストーリーがいい

これも毎回言ってますね。本作は二人の織り成す物語が一つに収束していくのですが、中盤からの伏線回収というか答え合わせが気持ちいい。序盤はそれぞれの物語を個別に呼んでいるような感触ですが、二つの物語がが交わった時から加速的に面白くなります。詳細なことはネタバレになるので言えませんがとにかく面白い。

悪かった点

・行き詰ったことがわかりづらい

本作は非常に面白かったのですが唯一気になったのはこの点。二人の主人公の内、片方だけ進めてもどこかで行き詰ります。ただ、この行き詰った瞬間がわかりづらい。すべての行き先、すべての選択肢を選んで「ああ、視点変更しないと進めないやつだ」と理解できます。これはまあシステム上しょうがないとはいえストレスではあります。まあそうはいってもプレイ時間でいえば5分10分ほど時間がかかるくらいでしょうから、プレイするのが嫌になるほどの欠点ではないです。
補足:ヒント機能を使えば行き詰ったことがわかりやすくなるみたいです。ヒントを頑なに嫌がるおじさんならではの苦情でした…。

総括

とまあここまでいろいろ言ってきましたが購入を考えている方に言いたいのは、「とにかくプレイしてみて!」ということです。言われている通り、名作です。少なくとも私が2024年3月にプレイしてもそう感じることができました。あらすじを読んで面白そうだなと思ったら買うべきです。マジで。
注意点としては、『EVE burst error A』というR18Ver.もあることもあり、健全版でもきわどいスチルがあります。ご家族とか恋人の前ではプレイを控えた方がいいかもですね(余計なお世話)。



あ、あと最終盤に犯人を指摘する推理パートがあります。それぞれの事件の犯人を推理しながらプレイしてみると楽しいかもしれません。(ちなみに私は初回、全外ししました。)
とにかく!『EVE burst error R』は非常に面白かったです!以上。

※画像は全て公式サイトから引用

レインコードクリア後の感想(ネタバレ無し)

日記は#4までで終了したんですが、クリアして1日置いて自分の中での評価が固まったので書いていきます。「良かった点」「不満点」があるのでネガティブな内容を見たくない人は注意。

買おうか迷っている人のためにも超ネタバレは避けますけど、物語の核心に触れない程度のネタバレはご勘弁を。

 

さて、まずは良かった点

①主人公・ヒロインの魅力

これは文句無し。ユーマ君かわいい。死に神ちゃんかわいい。

死に神ちゃんはマスコットとしてもヒロインとしても超魅力的でしたね。最初はうざいマスコット枠かなと警戒していたのですが、章を追うごとに愛着が沸いてくる良いキャラでした。

 

②謎迷宮の突飛なアクション要素

謎解きが本当に丁寧。1個ずつ推理を積み重ねていって最終的に結論を導き出す方式。

勘の良い人は解鍵(手がかり)が揃った段階で犯人がわかってしまうぐらいの丁寧さ。どちらかと言えば推理ゲーム初心者にオススメな難易度。

代わりにアクションやQTEは初見ノーミスは難しいくらいのレベル。クリアするだけなら余裕だと思います。

 

③『カナイ区最大の謎』

もうこれがこのゲームの全てです。この真相に近づく瞬間がたまらなくワクワクしました。このワクワクを体験するためにみんなにオススメしたいレベル。是非ネタバレを踏む前にプレイして欲しい。

 

次に不満点。

❶キャラの扱いの差

いやしょうがないけど!活躍シーンが主人公達ばっかりになるのはしょうがないけれども!もっと超探偵みんなの活躍を見たかったなぁって思います。

 

❷移動の手間

カナイ区に入ってから自由行動できるようになったのは良いんですがマップが広くて迷子になりそうでした。目標地点に行くだけならミニマップに『!』がついてるのでわかりやすいです。けどそうするとそこに至るまでの移動時間が長く感じてしまって……パッと移動したくなりますね。カナイ区のバスにはお世話になりました。

街は雑多で見てて面白いのですが、街に出る時は大体お使いを頼まれてる時。ストーリーを進めることを優先してしまうのがゲーマーの悲しき性。

ロード時間は豆情報が出てきてたおかげか全然気になりませんでした。

 

総評

このゲームのことは当分忘れないだろうなってくらいの衝撃的な体験でした。

一般的な推理物より易しく、解鍵とかト◯ッコアドベンチャーみたいなのとかは選択肢がある程度絞られて出てくるので、その中から自分自身で『選ぶ』というのはゲームならではの体験だと改めて感じました。小説で読み進めるのとは少し違う感覚。

その楽しさをみんなにも味わって欲しいのでこの作品はオススメです。

推理物好きのひとにはちょっと物足りなく感じるかもしれませんが。

 

 

日記は素直なプレイ中の感想を書いていってたのでこのまま続けたら絶対にネタバレしちゃうなと思いやめちゃいました。

この感想を書いたことで中途半端になっていたモヤモヤがだいぶスッキリしました。

これで心置きなく次のゲームに行けます。次は流行り神かなー。

レインコードプレイ日記#4(最後)

※ネタバレ注意!!

 

えー前回第2章までの日記をつけてたのですが続きが気になりすぎてクリアまでやってしまいました。面白かったからしょうがない。

全何章かもバラさない方がいいかなと思うので伏せときます。やんわりと感想を述べると……序盤に感じた違和感が正しかったなと。

そしてこれまでの日記の中で「ダンロンよりもおとなしいな」的なことを書いてたんですが間違ってました。しっかり狂ってる……けどそれが良かった。

キャラはみんな良いところがあって甲乙つけ難いのですが個人的にはシスターが好きです。サブイベで好感度めっちゃ上がりました。

死に神ちゃんは最初から最後までユーマ君大好きでしたね。いつ「うぷぷ」って言い出すかずっと不安でした。死に神ちゃんのマスコット形態の駄々っ子みたいな動きしてるのがお気に入りです。

あとキャラのモデリングがすごく良い。「3Dよりイラストの方が良くね?」みたいなことが無くてほんと違和感なく仕上がってる。絶女やゼロエスケープからだいぶ進化したなぁ。

 

久しぶりにこんなに衝撃的な作品に出会えて良かったです。ネタバレや匂わせなんかもしない方がいいなと思ったので日記はこれで終わります。

非常に面白かったので是非プレイしてカナイ区最大の謎を体験してください。

レインコードプレイ日記#3

※ネタバレが含まれますので注意!!

この日記、通勤の空き時間に思い出しながら書いているので多少物語の流れが前後してる事があるのはご了承ください。

 

 

 

さて第2章。肉まんの買い出しに行ったユーマに近づく影が……!捕まえてみたらかわいい女子高生でした。死に神ちゃんが周囲を警戒してくれるの、思った以上に便利では?

新キャラクルミちゃん、街に入った時から気になっていた赤い制服を着てる。ダンロンV3のハルマキっぽい。

女子校の事件を潜入捜査!?このシチュエーションだけで最高なんですが。そしてデスヒコ君の探偵特殊能力:変装が活きるわけですね!!でも誰に?

なにいぃぃぃ!!!!????ユーマ君をそのまま女装だとおおおお!?初の女装に顔を赤らめる描写最高です。

いやいやまさかこんな妄想膨らむ王道展開だとは。第0章では味方全滅したのでそういう先の読めない展開ばかりだと思っていたらこんなパターンも用意しているとは……侮れない。

てかデスヒコ君はちゃんと先生に変装してるのね。ちゃっかりしてるなぁ。

さて事件の状況を聞く限りだと飛び降り自殺なんだけど誰かが陥れた可能性もあると。容疑者は演劇部のカレン、ワルナ、ヨシコ、クラネの4人。クラネさんすこ。ちょうど劇が始まるらしいので観劇……おいデスヒコ目立つな!!

劇の内容ふつうに面白そう。毒杯決闘……?いかにもヤバそうなんですが。あーあーまた事件発生。目の前で血吐いて死ぬの怖すぎでしょ。

保安部のスワロ登場。ドM愛人副部長。クルミちゃんが逮捕?なんで?まあとりあえず事件の調査だ。

なるほど鉢合わせしないように変装しながら聞き込みか探偵らしい〜。

誰に変装するかで聞ける情報が違うのか。そして演劇部のスター達だからか明らかに好意を持たれてる事がわかる。夢が広がりんぐ。死に神ちゃんがずっと拗ねてるの可愛いしそれとなくヒントを出してくれるのも可愛い。

あ、忘れてた能力共有。ユーマ君便利すぎんか?デスヒコの能力を借りてスワロに変装。振る舞いもそれっぽい。

事件の全体像が見えた所で調査終了。ここでスワロと鉢合わせ。終わった……。ここは謎迷宮にお任せ。

謎迷宮攻略。なんか…やるせない終わり方になっちゃったなぁ。まあ気を取り直してクルミちゃんのカナイ区の情報を聞こう。

ほうほう。やばい研究してるなぁ。とりあえずみんなに情報共有して……ああああ!事務所が!!!爆発オチなんてサイテー!

みんな生きてる?まだまだ続き気になる…!

という所で第2章クリア。

 

 

いやー興奮するシチュエーションばかりでしたね。制作陣に確実に女装フェチがいる。

謎解き自体はそんなに難しくないけど話の展開が面白い。それにちゃんと王道の推理物してる。ダンガンロンパはあれはあれで魅力があるんですが、あそこまでルール無用のトンデモ展開ばかりだとストーリーを進めるのすら怖くなる。対して、レインコードは引きがしっかりしてて次々進めたくなりますね。まあ第0章の事があったし、いつ全滅するか怖いところは残りますけど。

次の章は日記書くか悩む。というのも、タイトルと序文からネタバレしないように気をつけているのですが、「第何章まであるのか」がわかってしまうと今後の展開が予想しやすくなってしまうから。

現に自分も、「最終章がここだからそれまでは物語の核心には触れないだろうな」と思ってしまうのでそういう情報は見ないようにしています。うーんどうしよう。

とりあえずクリアしてから考えるか。ではまた。

レインコードプレイ日記#2

注意!事件の核心には触れませんがネタバレが多分に含まれます!未プレイの方はブラウザバックを。

 

 

 

 

怒涛の第0章を乗り越えて第1章へ

さて、アマテラス急行を生き延びてカナイ区に到着したユーマ君。ヤコウ所長と一緒に探偵事務所へ。

カナイ区の地形を覚えるのがめんどくさそう……。

探偵事務所がまさかの潜水艦!?でもこれってやろうと思えば事務所潰されません……?まあそこはフィクションだし大丈夫かな。

超探偵が他にも集められていたとのこと。探偵特殊能力が死に設定にならなくてよかった。

まずは自己紹介。デスヒコくんかわいい。

お嬢はなんかどこぞの王女を思い出しますね。そういう"癖"の人が制作陣にいるのか……?

OPもあってますます本番って感じになってきましたなぁ。ユーマ君の声、勝手に阪口さんだと思ってたけど違った。

一夜明けて朝ごはん。記憶喪失してても料理の腕は確か……ではなかった。ユーマ君味見してないんか?とりあえず自由行動に。カナイ区広すぎんか?

サブイベントめんどくさいなぁ。こういうの無視できない性格だからやるんですけども。と思ったら意外とあっさり終わった。目標をマーキングしてくれるマップがありがたい。

時計塔で事件。死に神ちゃんに引っ張られるユーマかわいい。保安部に捕まりそうな少年を助けるユーマ、を助けるハララさん。少年のお父さんが容疑者として捕まったらしい。

少年の宝物ではなびかないハララさん。人の心とかないんか?ブラックジャックみたいにあとでなんか理由つけて依頼料貰ったことにするのか?

いやユーマが依頼受けるならそのパターンはないか。内容も聞かずに受けて大丈夫なんか?お父さんがクロだったらどうするの?

なんやかんやで捜査開始。クギ男の都市伝説になぞらえた事件。いいねぇ都市伝説という響きが良い。

(都市伝説に関連して。余談ですが、流行り神1・2・3を買いました。中学生の頃にPSPの体験版をプレイしてどハマりした思い出。1の『鬼』は名作だと思います。)

事件現場は発見時のまま。血の色がダンロンでお馴染みのピンク。

まあそれはそれとして。密室……だけど明らかに穴がある。現場の証拠だけでトリックがわかるなんてやさしい。

結局ハララさんと合流して捜査。どっちが助手なんだか……。教会での事情聴取。シスター、ちょりーっすって言いそうな顔してる。

ええ過去のクギ男事件も振り返るの……?めんどくさそう。お!ハララさんの探偵特殊能力すごくない?ザンゲさんは見習ってくれ。ユーマ君の能力共有ここで活きるのね。えっ……ハララさんかわいい。

一通り過去現場を見て所長の元へ。そうだあの人人質にされてたんだった。敵幹部の拡声器君は能力持ってないの?声を聞いた人を操るとか。

ギリギリのところで謎迷宮突入。ってなんでハララさんが!?展開が読めなくてほんと面白い。

 

なんやかんやで謎迷宮攻略。真犯人も見つかったしよかったよかった。保安部部長登場。副部長が可愛いけど君らそういう関係?

というわけで第1章クリア!感想としては「移動がめんどくさい!謎迷宮楽しい!」まあ推理モノは捜査パートが必須ですからね。でもマップ歩かせる必要ある?ってくらいの密度ではある。

謎迷宮が始まってからは日記を残す時間も惜しいくらいの楽しさ。この日記に謎迷宮パートがぽっかり抜けてるのはそのせいです。(ネタバレ防止のためもあるけど。)

ということで次は第2章。これを書いてる時に公式から「第2章まで配信OK」の告知があったのですがこういうブログ系は最後まで書いていいものか悩む。とりあえず次も書こう。

ではまた。

ノベルゲーム好きによるレインコードプレイ日記#1

ダンガンロンパ制作スタッフの新作「レインコード」のプレイ記録を書き記していきます。

ダンガンロンパは、自分が推理物を好きになったきっかけの一つでもあるのでプレイするのが楽しみです。

いつもは(と言っても前回の更新が1年前なのですが……)クリアしてから感想とか考察をしていくスタイルですが、今回はプレイ中に感じたことが薄れてしまわないようにメモ書き代わりに残しときます。

ネタバレが多分に含まれますので未プレイの方はブラウザバックしてください。

 

 

 

以下、第0章のネタバレ有り

 

 

 

作品の雰囲気を作る大事な第0章、まず主人公は記憶喪失。しかも幽霊付き。主人公:ユーマが「自分の顔に慣れない」とのこと。すでに怪しい描写が多い。

こういうゲームは序盤に伏線が張られていることもあるから色々と覚えていると考察が捗ります。

5人の超探偵と合流。こいつらキャラ濃すぎないです?

ジルチ、エイフェックス、プッチー、メラミ、ザンゲと途中下車できない旅が始まりました。

メラミさん……好き……。

列車のドアは走行中は開かず、窓ははめ殺し、立派なクローズドサークルですねぇ。誰か死にそう。

と思ったらジルチさんが焼死。黒焦げになるの早すぎない?よく眼鏡耐えたな。

メラミさんも焼死!?嘘やろ……あぁもうダメだ……しんどい……。

あっこれ全員やられた感じかぁ。みんな綺麗に燃えとりますわ。ただ5号車の死体はなんか臭うな……。

これ死体リサイクルしてるパターンでは?

別作品のネタバレになりますが、『戯言シリーズ』の『クビキリサイクル』が死体のリサイクルで真っ先に思い浮かびました。ミステリー小説を読んでると意外とパターンが読めてくるので、あまりそういう小説を漁るのも考えものです。

この事件は死体のリサイクルだけではなく車両ごと移動させてる。そんなことが可能なのか?

捜査終了してユーマ君逮捕寸前。謎迷宮なる異世界に飛ばされました。世界観自由だなー。

謎解きのシステムはまんまダンロンっぽい。

解鍵とか解刀とかちょっとワクワクするネーミングが良い。厨二心くすぐられちゃう。

死に神ちゃんかわいい、えっちい。特に死に神ちゃん危機一髪はやばい。この制作陣、チラリズムというものを理解している……!

ダンロンもそうだったけど矛盾を一つずつ消していって丁寧にロジック解説していくのはちょっともどかしい。まあ飛躍的な推理されるよりはいいか。

詳細な内容は省きますが真犯人を追い詰めました。これオシオキと変わらなくない?

そしてクライマックス推理のシステムも相変わらず。

はー第0章クリア。なかなかボリュームありました。

カナイ区に到着してこれから本編って感じですかね。

 

ここまでの感想

ユーマ自身のことやアマテラス社のことなど、伏線がバリバリ張られてて気になることが多いのでこれからの展開が楽しみです。けど他の超探偵を全滅させたのはもったいない……うう……メラミさん……。

あとはダンロンに比べて、ノリが大人しいというかこちらの方が読みやすくて自分は好きです。

 

次回、第1章が終わったらまた書きます。

ノベル系アドベンチャーゲームをタイプ別にまとめてみた

はじめに

私が新しいゲームを探す時は大体「ノベルゲーム ランキング おすすめ」とかで検索するんですが、一口にノベルゲームといっても色々なタイプがあって、プレイしてみたけどなんか違うな―…ってこともあるわけです。
そこで、これからノベルゲームを探す人の為にも、ゲームをいくつかのタイプに分けてしまおうじゃないかと考えました。
私がプレイしたことのあるゲームもオススメとして挙げておくので、「○○に似たゲームないかな」とお探しの方の参考になればと思います。ただ、未プレイ作品も多いので「○○がないやん!」という作品があれば教えてください。買います。

今回はゲームシステム面でのタイプ分けをしていくのでシナリオの内容はあまり考えません。あと、分け方も大雑把でMECEではありません。許して。

 

 

1.一本道タイプ

読んで字のごとく、オープニングからエンディングまでの筋道が出来上がっており、選択肢によるゲームオーバーはあってもシナリオ分岐がないタイプです。
大抵推理要素を入れたり、ミニゲームを入れたりすることでゲーム性を持たせています。

メリット:
シンプルで進めやすく、シナリオの良さを素直に感じられます。物語を読み進めていく楽しさは小説を読むワクワク感に近いです。

デメリット:
シナリオが合わないなと感じたら読み進めるのがしんどいです。感情移入できなかったら厳しいものがあります。

一本道タイプの筆者オススメのゲーム

逆転裁判シリーズ
特に逆転裁判123と、大逆転裁判12がオススメ。ストーリーがしっかりしているが、ゲーム要素は易しめで、キャラの関係性が楽めるシリーズ。
逆転裁判シリーズ 公式サイト | CAPCOM (ace-attorney.com)

ダンガンロンパシリーズ
先の読めないシナリオが特徴で、常に予想の斜め上を行かれる。サブカルネタがふんだんに使われているので小ボケが何かしらのパロディになっているが、元ネタを網羅している人が果たしているのだろうか。矛盾見つけて論破する、基本的には逆転裁判と似たシステム。
ダンガンロンパポータルサイト (danganronpa.com)

・シロナガス島への帰還
文体とかセリフ回しがラノベ調で読みやすい。シナリオは重めだけどすらすら読めた不思議。エクストラシナリオは作者の性癖モリモリで良きです。
シロナガス島への帰還 (tabinomichi.jp)

・ファタモルガーナの館
「これ以上読みたくない」てなるレベルで辛い…けど面白い。1か月くらいかけてじんわり読むほうがいい。この負のストーリーを一気に浴びたら死んでしまう。
ファタモルガーナの館 -DREAMS OF THE REVENANTS EDITION- (dramaticcreate.com)

流行り神
和ホラー強めのノベルゲーム。主人公が警官で、怪奇事件の捜査方針を科学的に進めるか、オカルト的に進めるかでエンドが変わるが、どちらも正規ルートだから面白い。
後述のマルチエンドにも当てはまるかも。『流行り神』シリーズと『真・流行り神』シリーズは似て非なる物なので注意。元祖流行り神は都市伝説テーマのミステリー。真はスプラッタという印象。(章によりますが…)
HAYARIGAMI.com 流行り神 オフィシャル サイト

2.群像劇タイプ

複数の主人公が登場し、各者の主観視点をプレイヤーが見ることができるタイプのゲーム。

メリット:
各キャラへの理解度が深まり、最終的には全部のキャラを好きになりがち。各キャラのストーリーが交錯し始めてから加速度的に面白くなる。

デメリット:
導入が長い。何人ものプロローグを聞かなければならないので混乱するし、つまらない。いくつも導入があると、必ず惹かれない導入が一つは出てくるので辛い。ちょくちょく場面が切り替わるので名前を覚えるのに時間がかかる。

群像劇タイプの筆者オススメのゲーム

デトロイトビカムヒューマン…選択肢によって物語の展開が変わってきて、プレイヤーの選択の数だけ物語がある。後述のマルチエンドタイプでもある。YouTubeで実況動画も多く上がっているため、自分の選択と他人の選択の違いを楽しむのもまた一興。
Detroit: Become Human | Official Site | Quantic Dream

・428~封鎖された渋谷で~…登場人物の多さに最初はビビったけどこの全員が事件に巻き込まれていく過程は読んでいて気持ちがいい。そして最終的には全員好きになる。誰かの行動を選択すると、ほかの誰かのシナリオに反映される、というシステム。
428 封鎖された渋谷で | スパイク・チュンソフト (spike-chunsoft.co.jp)

・十三防衛機兵圏…時代が異なる13人の少年少女の青春物語と、シミュレーションバトルの両方が楽しめる。スパロボサモンナイトなどターンバトルが好きならオススメ。
『十三機兵防衛圏』公式サイト (13sar.jp

・ゼロエスケープ 刻のジレンマ…極限脱出シリーズ第3作。過去作の主人公が出るため、後述の第1作からプレイするのがオススメ。宇宙船のシミュレータに閉じ込められた3つの班の視点を体験し、全員が助かる道を模索する。というストーリー。
脱出ゲームが好きな人におすすめ。時系列がごっちゃになりやすいけど、後々フローチャートで保管してくれるからありがたい。後述のマルチエンドタイプでもある。
ZERO ESCAPE 刻のジレンマ | スパイク・チュンソフト (spike-chunsoft.co.jp)

3.マルチエンドタイプ

選択肢やフラグ管理によって物語が分岐し、ゲームオーバーではなくマルチエンディングにつながっていくタイプ。複数のバッドエンドが用意されている場合が多く、トゥルーエンドにたどり着く為のフラグ成立させる条件でバッドエンドを見なければならないものもある。筆者はこのタイプの作品が大好き。

メリット:
バッドエンドが凝った作品も多く、そのレパートリーを楽しめるのも魅力の一つ。バッドエンドを見ることで物語への理解が深まる物もあるので、そこまで含めたシナリオの完成度が高い作品が多い。

デメリット:
ほとんどが周回前提の作品なため、何度も同じ文章を見なければならないことが多い。全編クリアするのに時間がかかる。

マルチエンドタイプの筆者オススメゲーム

かまいたちの夜
チュンソフトの元祖サウンドノベル。枝分かれ系の始祖ではないだろうか。多彩なバッドエンドはPS1の作品とは思えないほど今プレイしても面白い作品。リメイクも出ているのでそちらをプレイするのもいいだろう。
かまいたちの夜 Smart Sound Novel 公式サイト (spike-chunsoft.co.jp)

・グノーシア
宇宙船の船員に擬態した生命体「グノーシア」を炙りだす、人狼ゲームが主体のゲーム。シナリオも面白いし何より本格的な1人人狼ゲームが楽しめるのが良い。各キャラの情報が明かされていくにつれだんだん見方が変わっていくのが面白い。誰しもが敵になる可能性があるからこその緊張感が良い。
グノーシア (d-mebius.com)

・レイジングループ
こちらも人狼ゲームがテーマとなった作品。厳密には前述の1本道タイプと同じではあるけれど、いくつものバッドエンドを読める点でこちらのタイプに分類した。キャラデザは地味だがだんだん皆好きになってくる不思議。これだけはプレイして欲しい!と思う筆者一押しのゲーム。
人狼×JホラーADV レイジングループ (kemco.jp)

9時間9人9の扉
極限脱出シリーズ第1作。豪華客船に閉じ込められた9人が脱出を図るストーリー…だけかと思いきやまさかまさかの展開が待ち受けている作品。疑似科学がたくさん登場するためそういうのが許せる人にはオススメ。
ZERO ESCAPE 9時間9人9の扉 善人シボウデス ダブルパック | スパイク・チュンソフト (spike-chunsoft.co.jp)

まとめ

今回はノベルゲームを大まかに3タイプに分けて解説とオススメのゲームを書きましたが参考になったでしょうか…?挙げたゲームはどれもオススメのものばかりなので、これを読んだ方が新たな扉を開いてくれれば嬉しい限りです。筆者も未プレイ作品は多いので(美少女ゲーム全般、シュタゲ等)、「これ面白いよ!」というものがあれば共有していただければ幸いです。それでは。