おすシローの日記

ノベルゲームとかアドベンチャーゲームとか色々。

EVE burst error R クリア後感想【ネタバレ無し】

久しぶりの投稿です。というのも、最近は仕事が忙しかったりスプラ3やポケモンにハマったりなどしててブログを書くようなことなど起きてなかったのが原因です。
そもそもADVゲームが好きでも、次々とプレイしていては流れ作業になってしまって感動を味わえないな、って思ってしまって余韻を楽しむためにもちょっとインターバルを取りたいと最近は思うようになったのもあります。まあ文章を読むのにも疲れるから休憩を取りたいのもありますが…。

さて本題。『EVE burst error R』(switch版)をプレイしてクリアしました。
感想を一言でいえば面白かった!それに尽きます。
本作品を買おうか迷っている方に対して、良かった点を語って購入の後押しになればいいなと思います。

システム概要

主人公が二人おり、お互いの視点を進めていくマルチサイトのゲームです。『街』や『428』のような形式ですね。もっとも、『EVE burst error』の初出は1995年らしいので先に挙げた作品より前の作品なのですが…。まあわかりやすい例えとしてですね。
お互いの行動がフラグになってストーリーが展開していく。そんな作品です。

良かった点

・キャラクターがいい

自分の気に入った作品では毎回キャラのことについて話していますね。まあアクション要素の無いADVゲームでは魅力的なキャラクターというのは必要不可欠な要素ですからね。キャラを魅力的に描けない作品は好きになれないですしこれは必須項目でしょう。
本作は主人公が二人いて、私立探偵:天城小次郎と内調1級捜査官:法条まりなを操ってストーリーを進めていきます。
まあこの二人がいいキャラしてます。
小次郎は軽薄でつかみどころのない男、それでいて探偵としての能力は優れていて推理や行動力は一級品。こんな男好きにならないわけがないでしょう。



まりなも高いキャリアを持つ有能な捜査官。任務の重要な部分は理解しているけど意外と自由人な感じ。うーん、好き。



二人が直接会うことは少ないものの、共通の知人や関連のある事件を追うことで二人の運命が収束していく。全く別の事件(依頼)を捜査していたはずが、いつの間にか一つの大きな事件へと収束していきます。私がプレイしたswitch版はボイス付きで、小次郎のCVが子安武人、まりなの声優が三石琴乃とまさかまさかの豪華声優でした。

・ストーリーがいい

これも毎回言ってますね。本作は二人の織り成す物語が一つに収束していくのですが、中盤からの伏線回収というか答え合わせが気持ちいい。序盤はそれぞれの物語を個別に呼んでいるような感触ですが、二つの物語がが交わった時から加速的に面白くなります。詳細なことはネタバレになるので言えませんがとにかく面白い。

悪かった点

・行き詰ったことがわかりづらい

本作は非常に面白かったのですが唯一気になったのはこの点。二人の主人公の内、片方だけ進めてもどこかで行き詰ります。ただ、この行き詰った瞬間がわかりづらい。すべての行き先、すべての選択肢を選んで「ああ、視点変更しないと進めないやつだ」と理解できます。これはまあシステム上しょうがないとはいえストレスではあります。まあそうはいってもプレイ時間でいえば5分10分ほど時間がかかるくらいでしょうから、プレイするのが嫌になるほどの欠点ではないです。
補足:ヒント機能を使えば行き詰ったことがわかりやすくなるみたいです。ヒントを頑なに嫌がるおじさんならではの苦情でした…。

総括

とまあここまでいろいろ言ってきましたが購入を考えている方に言いたいのは、「とにかくプレイしてみて!」ということです。言われている通り、名作です。少なくとも私が2024年3月にプレイしてもそう感じることができました。あらすじを読んで面白そうだなと思ったら買うべきです。マジで。
注意点としては、『EVE burst error A』というR18Ver.もあることもあり、健全版でもきわどいスチルがあります。ご家族とか恋人の前ではプレイを控えた方がいいかもですね(余計なお世話)。



あ、あと最終盤に犯人を指摘する推理パートがあります。それぞれの事件の犯人を推理しながらプレイしてみると楽しいかもしれません。(ちなみに私は初回、全外ししました。)
とにかく!『EVE burst error R』は非常に面白かったです!以上。

※画像は全て公式サイトから引用