おすシローの日記

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死ぬ運命を覆すデスゲーム『Fatal Twelve』感想・レビュー

↓公式HP↓
FATAL TWELVE(フェイタルトゥエルブ)- 公式WEBサイト (fatal12.com)

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Fatal Twelve ロゴ

前書き

久しぶりの投稿になりました。
最近はそもそもADVゲームをプレイしていなかったのでブログを書こうという気も起きなかったわけですが、じっくりビジュアルノベルゲームしたいなということで買ったこのゲーム。

私はADVゲーム探す時は大体『steam ADV おすすめ』みたいに単純に検索して、あらすじで面白そうだなって思ったらほかの一切の情報を入れないで買うタイプです。
プレイしてから数時間経って、「このゲーム合わないな―」と思う事もままありますが、それも含めてゲームは楽しいです。
先に行っておくと、このゲーム最高でした。気になってる方はこの記事読まなくてもいいので是非プレイしてください。

あらすじ

喫茶ライオン館のマスター代理を務める女子高生・獅子舞凛火は後輩・日辻直未との帰宅途中、突然、電車内で爆発に巻き込まれる。
直未をかばった凛火は、虚しくも命の終わりを迎えた。
だが、気付けば凛火の死はなかったかのように、いつもと変わらず喫茶店で直未たちと談笑をしていた。

数日後、凛火は夢の世界で女神・パルカと出会う。
一度迎えた死の運命は改変され、≪女神の選定≫と呼ばれる12人が12週間の間に脱落させ合うという儀式の参加者になっていたことが明らかとなった。
戸惑う凛火たっだが、選定の参加者の中に友人・未島海晴の姿を見つけ……?

必要なのは、現実世界で参加者の「氏名・死因・未練」の情報を集め、相手を「指名」することだった。

凛火自身の死の真相と未練。
彼女に命を捧げると宣言した海晴の動向。
自らが生き残るため、それぞれの手段をとる他の参加者たち。

凛火に訪れるのは、様々な想いとの直面。

そして、いくつもの生と死の果てに待つ凛火の決断とは――?

(公式HPより引用)

簡単にまとめると、一度死んでしまった12人が、死の運命を回避するために相手を脱落させ合うデスゲームです。
勝ち残った者だけが死の運命を回避できます。
相手を脱落させるには「氏名・死因・未練」を集めて「指名」しなければなりません。
……………
この設定の時点でもう面白い!相手も自分自身の未練や死因を悟られたくないから自衛したり、逆に情報網を駆使してこちらの死因を突き止めようと探ってきます。
平凡な女子高生である凛火はどのようにしてこの『選定』に挑むのか……

良かった点

・キャラクターの濃さ

なんだか毎回これ言ってるような気がしますがしょうがないんです。面白いゲームはキャラがものすごく立ってるんです。
12人も参加者がいるとやっぱりみんな個性を持たせて差別化してもらわないとプレイヤー側も覚えきれないんですよね。そのためか、見た目や性格、口調で差別化してるのだと思いますが、個人的には他のゲームより一層濃いキャラ達だな思います。
私はオデットさんが好きです。(褐色碧眼ギザ歯マッチョの人)

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キャラ一覧(公式HPより)

・テンポの良さ

ストーリー展開のテンポはかなりいいです。と言っても、軽すぎるということはなくキャラの背景描写や重要な場面の説明はしっかりしているなぁという印象です。ほどよく緊張と緩和が織り交ぜられていて暗くなり過ぎないのも良かったですね。

・舞台の自由さ

デスゲームでありがちなクローズド・サークルではなく、かなり自由度の高い舞台設定なのでみんなかなり活動的です。個人的にはこれがこのゲームで一番ワクワクした点かもしれません。
脅迫・交渉・協力・裏切り、何でもアリです。展開が読めなさ過ぎて面白かったです。

悪い点、気になる点は特にありませんでした。ほんとに。

最後に

これはノベルゲーム好きには文句なしでオススメできるゲームです。
主人公が女子高生であり、思春期特有の考えや恋愛等の要素も強いため、特に高校生くらいの若い方に勧めたいなと思います。あと、あら^~な要素を含みます。好き。

正月休みをいいことに久しぶりに2日間ぶっ通しでゲームしたので目が疲れました。休憩すらも惜しいと感じるほどに続きが気になるシナリオなのでぜひぜひプレイして欲しいですね。
拙文ですが読んでいただきありがとうございました。