おすシローの日記

ノベルゲームとかアドベンチャーゲームとか色々。

VR専用ADVゲーム「東京クロノス」プレイ感想と紹介(ネタバレなし)

2020/8/18…見出し等を変更。追記。

紹介するのはMyDearest株式会社の”VRミステリーアドベンチャーゲーム”「東京クロノス」です。タイトルに示した通り、VR専用ゲームです。
※ちなみに筆者はPSVRでプレイしました。

マルチエンディング、バッドエンドもあります

基本的にはテキストを読み進めていき、時折出る選択肢によってルートが分岐するマルチエンディング方式です。
物語の雰囲気としては、クローズドサークル内でのデスゲームものが一番近いのですが、これ系では少し珍しいのがキャラクターがみんな幼馴染だということ。
あらすじを簡単にまとめると、
目が覚めるとそこは人が消えた渋谷。奇妙な空間から脱出を図る幼馴染8人+αの前にビルのディスプレイに表示される「私は殺された。犯人は誰?」の文字。この空間から抜け出すためには犯人を見つけ出して殺すこと―――。「私」とは誰なのか…そしてこの幼馴染の中に誰かを殺害した「犯人」がいるのか…?
という内容です。

キャラクターについて

キャラクターデザインもかなり好みだったのでそれも購入した一因です。皆さん性癖はそれぞれお持ちだと思いますが必ず刺さるキャラがいるはずです。両角愛ちゃんが可愛すぎて辛いです。
ただ、キャラデザだけでなく内面もしっかり描写されているので段々感情移入していくのがわかります。

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主人公:櫻井響介(※公式サイトより)

VR×ADVの可能性

そしてこのゲームの一番の特徴としては何といってもVR。テキストADVとVRの親和性やいかに…と思っていたのですが、非常に良かったです。
普通は2D画面の中にいるキャラクターを画面の外で眺めるだけなのですが、東京クロノスでは自分が画面の中に入って主人公の視点で物語を体験していきます。主人公が話せば視線がこちらに向きますし、後ろから物音がして振り返ったら誰かがいます。
そしてほかのキャラと近い距離で話すシーンでは近すぎて「ふぁあああああ近いいいい」とドキドキしてしまいました。………プレイしたら絶対になります。まるで幼馴染の一員になれたような感じ。そんなこんなで物語への没入感を深めてくれます。
それと先に忠告しておきますといくらのぞき込もうとしてもパンツは見えません。

VRの注意点

プレイ感想として良い点ばかりを挙げても怪しすぎるので、気になる点を一つ。
プレイするためにはVRゴーグルを装着する必要があるので長時間プレイし続けることは難しいです。筆者はPSVRでプレイしましたが、そこそこの重量感と頭に固定するために締め付ける感じが長時間となるとなかなか辛いです。
チャプターごとに休憩を取りなさいということなのでしょうが、先の展開が気になりすぎて中断できないのが人の性。こういう時ばかりは、「携帯機でゆっくり寝転がりながら読み進めたいな」と思ったりもしました。
しかし、VRならではの体験という点と比較すれば些細な問題です。むしろ休憩を挟みたくないのは筆者側の問題なのでただの愚痴だと思ってください。

「クロノスシリーズ」続編もあるよ

と、ここまで紹介をしてきました「東京クロノス」。VR×ADVの可能性を感じました。
しかし、このゲームを買うためだけにVRゴーグルを買うのもなぁ…とお悩みの方も安心してください。「クロノスシリーズ」続編も年内発売予定となっております。これはシリーズ通してプレイするチャンス!
PS4、Steamで発売されていますので皆さんもぜひプレイしてみてください。

このゲームのネタバレ有りの考察記事を後日投稿予定ですので、プレイ済みの方はそちらも見ていただけると嬉しいです。
初の記事投稿で見直してみると書きすぎた気もします…。
追記:ブログについて調べてみたら一般的に検索上位に来る記事は2000文字~4000文字ほどみたいです。この記事は1500文字超ほどなのでまだまだですね。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました!